( 2008年08月14日発行)
|カテゴリー 木曽エリア

「木曽路はすべて山の中である」
島崎藤村が『夜明け前』で記した言葉。
この地を踏めば、この言葉を思い出さずにはいられません。
Vol.4 特集■是より木曽路、中山道を往く旅

緑滴る山々の合間を縫うように続くのが、旧中山道、木曽路。歴史感じるこの街道に、今は、妻籠宿と馬籠宿を結ぶ全長9kmの中山道自然歩道が整備されているんです。

さあ、みなさんも、帽子をかぶって、スニーカーを履いて、古の旅人気分で歩いてみてはいかがでしょう。今回は、そんな木曽路を歩くオトナ旅のご提案です。
●馬籠
スタートは島崎藤村の筆により「是より北 木曽路」と刻まれた石碑。(西に向かうと美濃路。ご注意を!

すぐに続く町並みは、坂の宿場町として知られる馬籠宿です。風情ある宿場の町並みに、まるで映画のセットを見ているような気持ちになるかもしれませんね。
ですが、地元の人が自宅として生活していたりと、今でも「現役」の歴史ある建物です。

島崎藤村の生家である旧馬籠本陣跡に、藤村を愛する地元の若者たちが造ったという藤村記念館に立ち寄るのもいいですね。
復元された書斎もあって、執筆した姿を思い浮かべるのはどこか感慨深いものがあります。

五平餅や和カフェに心引かれて、スタートした直後からついつい寄り道をしたくなりますが、道はまだまだ続きます!馬籠宿をあとに先に進みましょう。

●馬籠峠

馬籠から約60分ほどで迎えるのは、標高801m、馬籠宿と妻籠宿をつなぐ馬籠峠です。
観光案内所もあるので一息ついて、南には中央アルプス、西には濃尾平野を望む峠からの景色を楽しみましょう。余力があれば、自然遊歩道も整備されているので、散策を楽しむのもオススメです。

峠から妻籠宿までは1時間30分ほど。
ゆるやかな坂道が続きます。実は、上りより下り坂の方が疲れることも。足も痛めやすいので気を付けて歩きましょう。

●男滝・女滝

道中、勢いよく流れ落ちて涼風を運ぶ女滝と男滝に出会います。多くの旅人がここで涼を取ったといいますが、とりわけ男滝は水量が多くて迫力があります。

●大妻籠

さらに進んで、深閑とした杉林の道を抜けると大妻籠宿の町並みが続きます。見事なうだつのある民家が並ぶその風情は郷愁を誘う、心に染みる風情です。

●妻籠宿

江戸と京を結ぶ中山道42番目の宿場町である妻籠宿。木曽路の宿場町のなかでも往時の町並みがよく残っています。
昭和43(1968)年から地元の方々が後世に、このみごとな景観を引き継ごうと保存修復運動に取り組んだおかげなんですね。
千本格子の繊細な造りや豪壮なうだつのある家々、旅籠を解体復元した上嵯峨屋、庶民の住居の代表例である下嵯峨屋は、往時の建物や庶民の暮らしを伝える貴重な建物です。

歩きはじめてからおよそ3時間の木曽路の旅はいかがでしたか?
「町家」を使った甘味処などに立ち寄り、木曽路の旅をふりかえるのもよし、「旅籠」にひと晩宿をいただくというのもいいですね。翌朝は早起きをして「夜明け前」を感じたいものですね。

※馬籠と妻籠の観光案内所では3月21日〜11月23日の土・日曜、祝日(夏季は毎日)、相互に手荷物運搬サービスを行っているので活用してみましょう。(妻籠宿観光案内所、大妻籠取扱所、馬籠宿観光案内所)
※馬籠宿のある旧山口村は、平成17年に中津川市などと合併し、現在は岐阜県となっています。

馬籠宿についてはこちら
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中山道散策モデルコースについてはこちら



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