【お知らせ】◆長野県産品を買いましょう! ◆長野県魅力発信ブログ
(
2009年01月08日発行)
|カテゴリー 佐久エリア|
情熱から生まれたご当地ラーメン
新名物「安養寺ら~めん」誕生秘話
お正月の料理って、地域らしさが出ますよね。
東日本と西日本の食文化が接する長野県。
お雑煮はほとんど切り餅(東日本風)ですが、歳取り魚は東北信はサケ、中南信はブリと、真っ二つに別れています。
そんな中で、佐久地域のお正月といえば、鯉。
もはや全国ブランドの「佐久鯉」はもちろん美味しいのですが、その佐久鯉に続くブランドを作ろうという取り組みがあります。
それが、ラーメン!それも信州味噌を使ったご当地ラーメンなんです。
今回の特集は、(高校駅伝以上に熱い!?)佐久の新名物・誕生秘話です。
■「信州味噌」の原点は佐久だった!?
味噌と一口にいっても、その種類はさまざま。
原料の麹の違いによる米味噌や麦味噌、色の違いによる赤味噌や白味噌、さらには地名のついた西京味噌や仙台味噌や八丁味噌なんていうのもあり…
そんな数ある味噌の中でも、信州味噌は全国ブランド!!
長野県には味噌の製造工場が数多くあり、その出荷量は年間19万トン余り!全国シェア4割を誇る日本一の生産量です。
日本で最も愛され、淡色系で辛口、米味噌という特徴をもつ信州味噌。その発祥の地ともいわれる場所が、実は佐久市にあるんです。
■復活!「安養寺みそ」って!?
群馬県との県境、佐久市平原の穏やかな里山に立つ安養寺。
ここが信州味噌発祥の地と伝えられるお寺です。
鎌倉時代の僧、覚心(かくしん)は、味噌の作り方を中国から持ち帰り、布教の傍ら各地の人々に教え広めました。そんな覚心のゆかりの寺が安養寺、というわけです。
左:鎌倉時代の僧・覚心の遺志で立てられた安養寺
右:「安養寺みそ」 製造も、佐久市にある江戸時代からの老舗味噌蔵にお願いするというこだわりの味は、インターネットでも購入可能。田舎風の素朴な味わいで、赤みが強いのも特徴です。
時は流れて平成。
安養寺の現在のご住職が、信州味噌の原点を復活させるために立ち上がりました。
檀家さんとともに大豆作りからはじめ、佐久平でとれたお米と、天然塩を使って、信州味噌の原点ともいうべき「安養寺みそ」を復活させました!(これが5年ほど前のこと)
■ 安養寺みそとラーメンの出会い
復活した安養寺みそで、新しい佐久の食文化をつくろうと立ち上がったのが、「佐久拉麺(ラーメン)会」。名前の通り、「ラーメンを食べる人を増やし、地域を活性化させたい」佐久市内で独自の味を追求するラーメン店主たちです。
この味噌を使ったご当地ラーメンを作ろう!!
安養寺みそも県内のラーメンも盛り上げようという面白い試みが発動し、商工会議所や行政も巻き込んだ、まさに佐久市をあげてのプロジェクトとなりました。
佐久拉麺会に加盟している志高きお店は、「味処 八峰」「げんこつ屋」「麺や 天鳳」「麺匠 文蔵」「めん屋 佐介」「らぅめん助屋」の6店舗
情熱を持った6人が共同で取り組むラーメン作り。
安養寺みその風味を最大限に生かすには、スープは鶏か豚か。野菜からも取ったほうがいいか。麺は太麺か細麺か。トッピングに佐久鯉を使ったらどうか…。アイデアを出し合い、試行錯誤を重ね、6つの個性がぶつかり合い、10点を超える試作が作られました。
こうした店主たちの不断の努力が実を結び、ついに「安養寺ら~めん」が出来上がりました!
それがこちら↓
安養寺ら~めん(600円)。鶏チャーシューと煮玉子は、それぞれ安養寺みそに漬け込んである。この写真を見て「ぜひ食べたい!」と食欲をそそられた方も多いのでは?
実はこのラーメン、昨年の10月に行われた佐久商工会議所主催のイベントで登場した、限定ラーメン…しかし、心配には及びません。
6店舗それぞれが工夫を凝らし、特徴を出した各店オリジナルの安養寺ら~めんがあるんです。
味噌の味にとことんこだわった、年配の方にもおすすめの正統派味噌ラーメンをはじめ、味噌とトマト、とんこつスープ、海老節を組み合わせたイタリアン風の ものまでさまざまにそろいます。どれもしっかり熟成された、濃厚かつ上品な安養寺みその味わいを生かしたラーメンに仕上がっています。


各店の個性あふれる「安養寺ら~めん」。スタンプラリーも行われていますよ
おせち料理もいいけどラーメンが食べたくなってきたでしょ?
これからますます広がりを見せそうな「安養寺ら~めん」。佐久の新しい味、ぜひご当地で召し上がってみて下さい!
村井県知事も絶賛!?
佐久商工会議所(安養寺ら~めんの取り組みを支援)
安養寺みその製造・販売(和泉屋商店)
信州味噌のことなら… 長野県味噌工業協同組合連合会
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新名物「安養寺ら~めん」誕生秘話
お正月の料理って、地域らしさが出ますよね。
東日本と西日本の食文化が接する長野県。
お雑煮はほとんど切り餅(東日本風)ですが、歳取り魚は東北信はサケ、中南信はブリと、真っ二つに別れています。

そんな中で、佐久地域のお正月といえば、鯉。
もはや全国ブランドの「佐久鯉」はもちろん美味しいのですが、その佐久鯉に続くブランドを作ろうという取り組みがあります。
それが、ラーメン!それも信州味噌を使ったご当地ラーメンなんです。
今回の特集は、(高校駅伝以上に熱い!?)佐久の新名物・誕生秘話です。
■「信州味噌」の原点は佐久だった!?
味噌と一口にいっても、その種類はさまざま。
原料の麹の違いによる米味噌や麦味噌、色の違いによる赤味噌や白味噌、さらには地名のついた西京味噌や仙台味噌や八丁味噌なんていうのもあり…

そんな数ある味噌の中でも、信州味噌は全国ブランド!!
長野県には味噌の製造工場が数多くあり、その出荷量は年間19万トン余り!全国シェア4割を誇る日本一の生産量です。
日本で最も愛され、淡色系で辛口、米味噌という特徴をもつ信州味噌。その発祥の地ともいわれる場所が、実は佐久市にあるんです。
■復活!「安養寺みそ」って!?
群馬県との県境、佐久市平原の穏やかな里山に立つ安養寺。
ここが信州味噌発祥の地と伝えられるお寺です。
鎌倉時代の僧、覚心(かくしん)は、味噌の作り方を中国から持ち帰り、布教の傍ら各地の人々に教え広めました。そんな覚心のゆかりの寺が安養寺、というわけです。

右:「安養寺みそ」 製造も、佐久市にある江戸時代からの老舗味噌蔵にお願いするというこだわりの味は、インターネットでも購入可能。田舎風の素朴な味わいで、赤みが強いのも特徴です。
時は流れて平成。
安養寺の現在のご住職が、信州味噌の原点を復活させるために立ち上がりました。
檀家さんとともに大豆作りからはじめ、佐久平でとれたお米と、天然塩を使って、信州味噌の原点ともいうべき「安養寺みそ」を復活させました!(これが5年ほど前のこと)
■ 安養寺みそとラーメンの出会い
復活した安養寺みそで、新しい佐久の食文化をつくろうと立ち上がったのが、「佐久拉麺(ラーメン)会」。名前の通り、「ラーメンを食べる人を増やし、地域を活性化させたい」佐久市内で独自の味を追求するラーメン店主たちです。
この味噌を使ったご当地ラーメンを作ろう!!
安養寺みそも県内のラーメンも盛り上げようという面白い試みが発動し、商工会議所や行政も巻き込んだ、まさに佐久市をあげてのプロジェクトとなりました。

情熱を持った6人が共同で取り組むラーメン作り。
安養寺みその風味を最大限に生かすには、スープは鶏か豚か。野菜からも取ったほうがいいか。麺は太麺か細麺か。トッピングに佐久鯉を使ったらどうか…。アイデアを出し合い、試行錯誤を重ね、6つの個性がぶつかり合い、10点を超える試作が作られました。
こうした店主たちの不断の努力が実を結び、ついに「安養寺ら~めん」が出来上がりました!
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実はこのラーメン、昨年の10月に行われた佐久商工会議所主催のイベントで登場した、限定ラーメン…しかし、心配には及びません。
6店舗それぞれが工夫を凝らし、特徴を出した各店オリジナルの安養寺ら~めんがあるんです。
味噌の味にとことんこだわった、年配の方にもおすすめの正統派味噌ラーメンをはじめ、味噌とトマト、とんこつスープ、海老節を組み合わせたイタリアン風の ものまでさまざまにそろいます。どれもしっかり熟成された、濃厚かつ上品な安養寺みその味わいを生かしたラーメンに仕上がっています。


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Vol.57■佐久のご当地グルメ
Vol.56■軽井沢・塩沢湖畔で一足早い秋の楽しみを満喫
Vol.55■小海線で行く高原の旅
Vol.22特集■佐久で出会う天空の絶景☆
Vol.20特集■イルミネーションきらめく軽井沢☆
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