【お知らせ】◆長野県産品を買いましょう! ◆長野県魅力発信ブログ
(
2009年03月12日発行)
|カテゴリー 長野エリア|
魂の食文化!?ご当地「粉もの」をご賞味あれ!
これまでも「信州の食」の魅力をお伝えしてきました「週刊信州」。
忘れちゃならないのが、古くから地域に根付いているコナモン(粉食)!
おやき、田舎そば、うどんなど、一口食べれば信州の原風景が瞼の裏に浮かぶ、懐かしい家庭の味…
世帯当たりの小麦粉の年間購入金額は、全国の県庁所在地の中で長野市がダントツなんだとか。(※)
今回は、信州人のソウルフードとでもいうべき「コナモン」にクローズアップ!!
※総務省家計調査(二人以上の世帯) 都道府県庁所在市別ランキング(平成17~19年平均)
■これぞ信州を代表する「ザ・郷土食」
トップバッターはこちら↓↓

おまんじゅう?いえいえ、違います。
長野県以外では、なかなか目にする機会が少ない…
でも、信州の人にとっては、おこびれ(おやつ)としても、食事としても当たり前に食べられている、と~っても身近な…
そう、「おやき」です!
ひとことでおやきと言っても、千差万別。奥が深い!
調理方法や具は、地域や、家庭、お店によって多種多様。
「小麦粉を練った皮に、さまざまな具を包んで調理したもの」。
これがおやきの唯一の定義です。
ほうろく(焙烙:写真中央の黒い鍋)で軽く色を付けた後、囲炉裏端の「わたし」(手前の網)でじっくりと焼くか、灰のなかに入れて蒸し焼きにする。信州の懐かしい風景。
(1)あなたはどのタイプ?
おやきの重要なポイントは「皮」。
調理方法によって、食感がずいぶん変わります。
いくつか、その系統をご紹介しましょう!
●灰焼系
かために練った小麦粉に具をくるみ、ほうろくで軽く焼いてから囲炉裏の灰のなかで蒸します。ちょっとある「お焦げ」が、また旨い!
●もっちり系
ゆるめにといた小麦粉の皮に、具をくるんで蒸します。1度油で焼いてから蒸すタイプなんかもあり、もちもちっとした食感は病みつき。
●ふっくら系
小麦粉にふくらし粉を混ぜて蒸すので、ふんわりとした軽い食感。
おまんじゅうやパンの感覚に似ているかも。

左から、もっちり系、灰焼系、ふっくら系。見た目も結構違いますよね
(2)具はどんなもの?
定番は、ナス(北信地域の特産「丸ナス」に限る!という声多し)、切り干し大根、あんこ、それに野沢菜も欠かせません!(すこし酸味が出てきた野沢菜漬はおやきの具に)
季節の野菜が中心で、味付けはやや濃いしょっぱめが多いかもしれません。
最近のおすすめは、伝統野菜の「村山早生ごぼう」を使ったおやき。
やわらか~い歯ごたえの香り高いごぼうが、ややふっくらめの皮によく合います♪
さらに、信州のこだわり食材「信州黄金シャモ」(2009年02月19日で紹介)のおやきも登場!
特に長野市周辺は、おやき文化の栄えた地域で、和菓子屋さんやお土産屋さんなど、色々な場所で手軽に購入できます。
道の駅でも、その地域ならではのおやきを食べることができますので、おやき巡りのドライブもおすすめ!
「信州黄金シャモ」のおやき(御菓子処つたや本店)はコチラ≫
おやきのことなら、「信州おやき調査隊」はコチラ≫
自分でも作ってみたい!と思った方。
中条村の「やきもち家」や、小川村の「小川の庄おやき村(縄文おやき)」や大洞地場産センターなど、おやき作り体験が出来るお店もあります。
やきもち家 はコチラ≫
小川の庄 はコチラ≫
大洞地場産センター はコチラ≫
■田舎そばを食らう
「信濃では 月と仏と おらが蕎麦」。
そう!「そば」も、信州を代表するコナモンです。
こだわりの老舗や、洗練されたオシャレなお店など、いろいろ楽しめるのは信州ならでは!…なんですが、今回あえてご紹介したいのは、おばあちゃんの味が楽しめる、昔ながらの「田舎そば」。
小林一茶の里として知られる信濃町は、江戸時代の古地図に「そば切り新田」の名が記される昔からの蕎麦処。
「そば所と 人はいふ也 赤蜻蛉(とんぼ)」
ふるさとの信濃町を詠んだ一句。一茶さんも、相当そば好きだったんでしょうね。
黒姫山や戸隠山の山麓のこの地域で収穫されるのは、味の良い「霧下そば」です。8~9月にかけて、朝晩の気温差により発生する高冷地特有の霧。霧下そばは、その霧の下で育った、甘みがあり香りの強い極上のそばです。
さらに柏原地域では江戸時代から作られていた保存食の「凍りそば」が有名。厳寒の夜、小巻にしたそばを一晩外気にさらして、自然乾燥させたものです。
お店は、民宿兼そば屋というスタイルが多く、訪れるとまず緑茶や手製の漬物でもてなしてくれます。まるで実家に里帰りをしたかのようです(笑)
信濃町のそばについてはコチラ≫
■意外!?うどんもイケます!
西の横綱・讃岐うどん。
東の横綱・信州そば…なんていわれますが、「信州のうどん」もなかなかのもの。(ねばりとコシで、大関も狙える!?)
西山地区と呼ばれる、長野市西部・中条村・信州新町などでは「ぶっこみ」または「おぶっこ」と呼ばれる具たくさんのみそ煮込みうどんが名物です。
他にも、上田のおとなり坂城町周辺では「おしぼりうどん」が有名。
伝統野菜「ねずみ大根」をすりおろした辛~い絞り汁をつけつゆとして食べる郷土食です。
左:おしぼりうどん。初めて食べる時はむせてしまう人もいるようなので、注意
右:ぶっこみ。いろんな具を「ぶっ込んだ」のでこの名前が付いたという説もある
さらに、千曲市や長野市篠ノ井周辺は知られざる「うどんの里」。
新品種「ユメセイキ」のうどんが、いま人気上昇中。
なめらかで、もちもちっとした食感。さらにコシの強さが旨い!と評判です。
「信州の夢 うどん」としても売り出し中。で、ほんとに横綱にも負けない、味の金星です☆

長野県が平成13年に開発した小麦「ユメセイキ」
ユメセイキ、信州の夢うどんについてはコチラ≫
知れば知るほど、奥が深い、信州のコナモン文化。
山国ならではの食文化を、ぜひご当地で感じ、味わってみてください!
■「おやき」プレゼント!(キーワードクイズ)
特集いかがでしたか?
信州のコナモン、食べに行ってみたくなったでしょ!
そんなあなたに朗報!
厳選おやき詰め合わせセットをプレゼント。
【プレゼント品 】
「おやき」詰め合わせセットを4名様
長野市内の4店舗から各1名様にプレゼントいたします。
・ふきっ子のお八起 (TEL:026-284-2934)
・南屋製菓店 (TEL:026-232-7218)
・歩から (TEL:026-259-3738)
・豊誠堂製菓舗 (TEL:026-241-5981)
※各店舗1500~2000円相当のおやき詰め合わせ。
どのお店のおやきが当たるかは、お楽しみに。
それぞれのお店情報は、「信州おやき調査隊」で。

上記キーワードの他に、氏名、住所、電話番号を入力しご応募ください。
締切は3月18日(水)。
当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
商品は、冷蔵または冷凍で、各店舗からの発送になります。
あわせて週刊信州へのご意見・ご感想等もお寄せください。
お申込みはお一人様1回限りでお願いします。
プレゼントの申込みは終了しました。
【予告】
それでも「肉が食いてー!」というあなた。
そんなあなたのために、次回の特集は「ジンギスカン街道をゆく」。
(司馬遼太郎先生、ゴメンナサイ!)
※メールマガジンを読んだ感想を長野県企画課までお寄せください!
メールはコチラ≫
これまでも「信州の食」の魅力をお伝えしてきました「週刊信州」。

おやき、田舎そば、うどんなど、一口食べれば信州の原風景が瞼の裏に浮かぶ、懐かしい家庭の味…
世帯当たりの小麦粉の年間購入金額は、全国の県庁所在地の中で長野市がダントツなんだとか。(※)
今回は、信州人のソウルフードとでもいうべき「コナモン」にクローズアップ!!
※総務省家計調査(二人以上の世帯) 都道府県庁所在市別ランキング(平成17~19年平均)
■これぞ信州を代表する「ザ・郷土食」
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おまんじゅう?いえいえ、違います。
長野県以外では、なかなか目にする機会が少ない…
でも、信州の人にとっては、おこびれ(おやつ)としても、食事としても当たり前に食べられている、と~っても身近な…
そう、「おやき」です!
ひとことでおやきと言っても、千差万別。奥が深い!
調理方法や具は、地域や、家庭、お店によって多種多様。
「小麦粉を練った皮に、さまざまな具を包んで調理したもの」。
これがおやきの唯一の定義です。

(1)あなたはどのタイプ?
おやきの重要なポイントは「皮」。
調理方法によって、食感がずいぶん変わります。
いくつか、その系統をご紹介しましょう!
●灰焼系
かために練った小麦粉に具をくるみ、ほうろくで軽く焼いてから囲炉裏の灰のなかで蒸します。ちょっとある「お焦げ」が、また旨い!
●もっちり系
ゆるめにといた小麦粉の皮に、具をくるんで蒸します。1度油で焼いてから蒸すタイプなんかもあり、もちもちっとした食感は病みつき。
●ふっくら系
小麦粉にふくらし粉を混ぜて蒸すので、ふんわりとした軽い食感。
おまんじゅうやパンの感覚に似ているかも。

左から、もっちり系、灰焼系、ふっくら系。見た目も結構違いますよね
(2)具はどんなもの?
定番は、ナス(北信地域の特産「丸ナス」に限る!という声多し)、切り干し大根、あんこ、それに野沢菜も欠かせません!(すこし酸味が出てきた野沢菜漬はおやきの具に)
季節の野菜が中心で、味付けはやや濃いしょっぱめが多いかもしれません。
最近のおすすめは、伝統野菜の「村山早生ごぼう」を使ったおやき。
やわらか~い歯ごたえの香り高いごぼうが、ややふっくらめの皮によく合います♪
さらに、信州のこだわり食材「信州黄金シャモ」(2009年02月19日で紹介)のおやきも登場!
特に長野市周辺は、おやき文化の栄えた地域で、和菓子屋さんやお土産屋さんなど、色々な場所で手軽に購入できます。
道の駅でも、その地域ならではのおやきを食べることができますので、おやき巡りのドライブもおすすめ!
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中条村の「やきもち家」や、小川村の「小川の庄おやき村(縄文おやき)」や大洞地場産センターなど、おやき作り体験が出来るお店もあります。
やきもち家 はコチラ≫
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■田舎そばを食らう
「信濃では 月と仏と おらが蕎麦」。
そう!「そば」も、信州を代表するコナモンです。
こだわりの老舗や、洗練されたオシャレなお店など、いろいろ楽しめるのは信州ならでは!…なんですが、今回あえてご紹介したいのは、おばあちゃんの味が楽しめる、昔ながらの「田舎そば」。
小林一茶の里として知られる信濃町は、江戸時代の古地図に「そば切り新田」の名が記される昔からの蕎麦処。
「そば所と 人はいふ也 赤蜻蛉(とんぼ)」
ふるさとの信濃町を詠んだ一句。一茶さんも、相当そば好きだったんでしょうね。
黒姫山や戸隠山の山麓のこの地域で収穫されるのは、味の良い「霧下そば」です。8~9月にかけて、朝晩の気温差により発生する高冷地特有の霧。霧下そばは、その霧の下で育った、甘みがあり香りの強い極上のそばです。
さらに柏原地域では江戸時代から作られていた保存食の「凍りそば」が有名。厳寒の夜、小巻にしたそばを一晩外気にさらして、自然乾燥させたものです。

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■意外!?うどんもイケます!
西の横綱・讃岐うどん。
東の横綱・信州そば…なんていわれますが、「信州のうどん」もなかなかのもの。(ねばりとコシで、大関も狙える!?)
西山地区と呼ばれる、長野市西部・中条村・信州新町などでは「ぶっこみ」または「おぶっこ」と呼ばれる具たくさんのみそ煮込みうどんが名物です。
他にも、上田のおとなり坂城町周辺では「おしぼりうどん」が有名。
伝統野菜「ねずみ大根」をすりおろした辛~い絞り汁をつけつゆとして食べる郷土食です。

右:ぶっこみ。いろんな具を「ぶっ込んだ」のでこの名前が付いたという説もある
さらに、千曲市や長野市篠ノ井周辺は知られざる「うどんの里」。
新品種「ユメセイキ」のうどんが、いま人気上昇中。
なめらかで、もちもちっとした食感。さらにコシの強さが旨い!と評判です。
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ユメセイキ、信州の夢うどんについてはコチラ≫
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「おやき」詰め合わせセットを4名様
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・ふきっ子のお八起 (TEL:026-284-2934)
・南屋製菓店 (TEL:026-232-7218)
・歩から (TEL:026-259-3738)
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どのお店のおやきが当たるかは、お楽しみに。
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Vol.32特集■蔵のまち、須坂で楽しむ「ひな祭り」
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