Vol.25特集■雪山には楽しみがいっぱい!

長野県庁企画部企画課

2009年01月15日 12:00

スキー・ボードだけじゃない?
雪山には楽しみがいっぱい!!


信州は今、スノーシーズン真っ盛り!
今年も長野県内のゲレンデはにぎわっています♪
でも、信州の冬の楽しみ方はスキー・ボードだけじゃありません。
今回は、白馬の雪山を満喫できる最新トレンドのご紹介です。
■まずは、スノーシューイング!
一般的に知られるようになったスノーシュー。
え!?知らない?スノーシューとはカンタンに言うと「西洋かんじき」。
どんな雪の中でも快適に歩ける最先端のスノーシューなら、グリーンシーズンでは入り込めないような場所にも、雪が降り積もればぐんぐん入っていけちゃいます。
雪で覆われる冬だからこそ行ける場所、出会える風景があるんです!


■さあ、北アルプス山麓を歩こう!
様々なスノーシューツアーが行なわれる白馬周辺。中でも山の達人「白馬マイスター」が案内してくれるツアーがおススメです♪

楽しみの一つは動物たちとの出会い。
高確率で、特別天然記念物のニホンカモシカに出会えます!
ムダに体力を消耗しないよう、雪の中ではほとんど動かないカモシカ君たち。「カモシカの寒立ち」と呼ばれ、まるではく製みたいにじ~っと動かないんです。

そして北アルプスの絶景もこのエリアの大きな魅力!
夏は道もなく歩けないような地形でも、雪に覆われてしまえばスノーシューの格好のルート。間近に迫る北アルプスの山々の雪煙を上げる雄々しい頂(いただき)。この景観は圧巻です。

左:目に飛び込んでくる景色は感動もの 右:雪のテーブルでのティータイムも格別

■ ゲレンデを飛び出す楽しみ?
スキーやボードもゲレンデじゃ物足りない!という方々に人気なのが「バックカントリー」。リフトのない所を、板を担いで登っていき、ゲレンデじゃない山の斜面を降りてくるというものです。

当然、相当のテクニックも必要ですし、スキー場の管理外の場所へ行くのですから、危険も伴う遊び方だという事はお忘れなく。
まずは、白馬岩岳スキースクールなどの専門ガイドのツアーを利用するのがおススメです。(安全のために地域で決められているローカルルールや注意事項もちゃんと確認しておきましょう)

白馬村のおとなり、小谷村はバックカントリーのメッカ。様々なツアーがありますが、「週刊信州」のおススメは、栂池高原から天狗原のツアー。目指すのは、白馬乗鞍岳山頂近くの天狗原です。
まずは、朝一番のゴンドラに乗り込んで終点へ。その先は、歩いて登る! 雪があるから最短ルートを行けますが、板などの荷物を背負っての雪山登りは、体力と気力が勝負です!

3時間苦労してなんとか登頂!
でも帰りはたった30分…

それでもハマってしまう人が続出のバックカントリーの魅力は、ズバリ「パウダースノー」です。
もっちもちとした感覚のパウダー。
雪なのに「もっちもち」ってヘンかも知れませんが、それくらい反発があるんです!
整備されたゲレンデの「ふわっ」とした雪とは違って、下から持ち上げられるような感覚がたまりません。
この大自然との一体感に、み~んなとりこになってしまうんですね。

登るのが大変という方は、天狗原までヘリで行ってしまうという裏技もアリです(笑)


■正直どっちもムリ。という方へ
え!?
スノーシューもバックカントリーもハードすぎる?
そんなアナタにも白馬エリアは冬の楽しみ盛りだくさんです。

まず、八方尾根などのゲレンデで行われる火祭り。
たいまつ滑走や花火など、火に関するパフォーマンスは必見です。
大町温泉郷では、なんと毎週!土曜日には和太鼓と花火大会が行なわれマス。(2月7日~3月7日)冬の澄んだ空気の中で見る炎は、よりいっそう幻想的ですよ。
またHakuba47では、ゲレンデに巨大なかまくらが登場する「かまくらフェスタ」が人気です。

左:八方尾根火祭りの松明滑走右:巨大かまくらの内部


どうです?スキーやボードだけじゃないでしょ?
今年は新しい冬の楽しみを、北アルプス山麓で体験してみてください!
(体が冷えたら温泉へGo!周辺には効能豊かな温泉もいっぱいです)

大人のスノーリゾート信州特集
白馬マイスターと共に歩くツアー
白馬岩岳スキースクール(バックカントリーレッスン&ツアー)
スキーを安全に楽しむために 白馬ローカルルール
栂池ヘリコプタースキー&ボード
白馬村の観光情報(八方尾根火祭り、hakuba47巨大かまくら)
小谷村の観光情報
大町市の観光情報(大町温泉郷)


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